How-To 断薬

仕事をしながら睡眠薬を断薬するための4つのポイント

      2016/06/19

断薬はしたいけど仕事に影響を出すわけにはいかない!

そんな理由から断薬に躊躇している方はたくさんいるはずです。

もし減薬が上手くいかず離脱症状の嵐に襲われることになれば、職場に迷惑をかけ、最悪クビになってしまう可能性もあるのですから当然ですよね。

しかし正しい方法で断薬を進めれば、離脱症状を抑え、集中力と認知能力の低下を最低限にしつつ、減薬を進めていくことができます。

リスクをとらず、確実に睡眠薬を卒業することは可能です。

このページでは、仕事を続けながら睡眠薬を断薬するためのポイントをご紹介します。

離脱症状と闘わない

仕事しながら断薬

断薬と言えば「離脱症状を我慢するもの」という認識を持っている方が多いですが、それは誤解です。

正しく行えば離脱症状をほとんど出さずに進めていくこともできます。

 

たとえば、働きながら断薬という断薬体験ブログがありますが、このブログの筆者は一度断薬に挑戦して失敗しています。

一度目の挑戦では一気に薬の服用を止めるという方法をとりました。これは間違った方法です。

そして二回目の挑戦では正しい方法をとり、見事成功しました。

本人はこの体験から、以下のように述べています。

断薬成功した人のブログの共通点は、離脱症状で苦しむくだりがほとんど存在していないことである

 

もう分かっている方もいるかと思いますが、正しい方法とは「ゆっくり減らしていくこと」これだけです。

脳が気づかないくらいゆっくり減薬を進めることで、離脱症状を最低限に抑えることができます。

 

具体的なペースに関してはかなりの個人差があるため明確な基準はありませんが、一か月に10分の1くらいのペースが一つの目安です。

本来はもう少し早く進めても良いのですが、仕事を続けながら減薬することを考えるとやはりこのくらいのペースが理想です。

 

断薬の期間には単純計算で10か月ほどかかります。

かなりの長丁場ですね。

これを乗り切るためには、「断薬を完遂することを目標にしないこと」が重要になるでしょう。

毎日毎日断薬を終わらせることを目標に生活していると、目標に近づいていると実感できないことがストレスになってしまいます。

一番の目標は毎日元気に仕事をこなすことであり、充実した人生を送ることだ」という思考が、結果的に断薬の成功に貢献するはずです。

 

断薬に肯定的な医者を探す

断薬応援 医者

普通の精神科医や心療内科医は「薬物信仰」が強く、断薬には興味がありません。

興味があるのは専ら薬を処方することで、患者が一生薬を服用することを前提に処方していると言っても過言ではないほどです。

彼らは睡眠薬や抗うつ薬の危険性を全く認識しておらず、薬を処方することが精神医療の全てだと信じて疑いません。

その一方で、ベンゾジアゼピン系などの処方薬の危険性を認識し、患者の断薬を応援してくれる精神科医も、ごく少数ではありますが存在します。

 

そんな「断薬賛成派」の医者を見つけることには、二つのメリットがあります。

一つ目は当然、断薬のサポートを期待できるということです。

断薬に賛成している医者全員が断薬に関する知識を持っているわけではありませんが、もし知識を有していれば減薬のペースについて相談できます。

また、サプリや漢方など、離脱症状を少しでも抑える方法について教えてもらうこともできるでしょう。

たとえ知識を有していない医者であったとしても、充分なメリットがあります。

コツや工夫に関する助言は受けられないかもしれませんが、相談相手になってもらえるだけで心が安らぐはずです。

そして薬を減らしていく際や薬を置換する(※詳しくは90%挫折しない睡眠薬の断薬方法をご覧ください)際に、滞りなく処方を変更してもらえます。

 

「断薬賛成派」の医者を見つけるもう一つのメリットは、都合の良い診断書を書いてもらうことができるというものです。

都合の良い診断書とは何かズルをするという意味ではなく、専門家の意見として「薬害で仕事に影響が出てしまっていること」を証明してもらうという意味です。

そのような適切な理由と診断書があれば、会社側が簡単にクビにすることはできません。

「断薬に肯定的でない医者」にこれを頼んでしまうと、「薬の影響で害を受けていること」自体を認めてもらえないので、失敗してしまいます。

 

クビにされない以外にも考えられるメリットはありますね。

比較的楽な部署へ異動させてもらえたり、ストレスのかかる出張を免除してもらえたりするでしょう。

 

睡眠サプリを飲む

北の大地の夢しずく

睡眠サプリは睡眠薬とは別物で、依存性は全くありません。

いうなればただの栄養食であり、漢方薬に近いものです。

あっという間に睡眠を誘発するということはないですが、身体を睡眠モードへ近づけるためのサポートにはなりえます。

 

睡眠時間を延ばし、睡眠の質を上げることで、離脱症状をある程度抑えることができます。

その結果、日中の生活の質を上げ、仕事に対する集中力や認知能力を上げることが可能です。

 

睡眠サプリの有用性は日本では未だに広まっていませんが、断薬治療の研究が進んでいるヨーロッパでは積極的に活用されています。

と言うより、ヨーロッパでは睡眠薬の処方自体が減ってきているので、その代わりとしてこの睡眠サプリが精神科で「不眠治療」のために処方されることが増えています。

いつか日本でも睡眠薬が処方されること自体が無くなり、このサプリでの不眠症治療が当たり前になるかもしれません。

 

でも、サプリってなんか怪しい…」と思った方もいるのではないでしょうか。

睡眠サプリを普及させたい身としては残念ですが、その感覚は正解です。

睡眠サプリを販売している業者にはうさんくさい業者が多く、その商品もほとんど効果がないようなものばかりです。

通販サイトを見てみると何となく怪しい商品ばかりですし、ネットの口コミを検索しても明らかな自作自演が溢れています。

しっかりと見極めて選ばないと、効果がない商品を高額で買わされてしまうでしょう。

他のページで数少ないおすすめできるサプリをまとめていますので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

睡眠薬の断薬に役立つ睡眠サプリとは?選び方とおすすめ紹介

 

「サプリという響きがもう絶対嫌!」という方もいるかと思いますが、そういう方には漢方薬をおすすめします。

睡眠サプリと比べるとやや効果は落ちますが、少しは離脱症状を緩和するために役立ちます。

睡眠薬の離脱症状緩和に役立つ漢方薬おすすめ9選

 

生活保護という逃げ道があることを知っておく

断薬で自殺

離脱症状を我慢しながらの断薬はとても過酷です。

なかにはあまりの辛さから、自殺してしまう人もいます。

離脱症状として抑うつ症状が出てしまうことも関係しているでしょう。

 

言うまでもなく、それが断薬における最もまずいパターンであり、どうしても避けねばなりません。

ですから生活保護という逃げ道があることを知っておく必要があります

今すぐ仕事を辞め、申請する必要はありません。

いざという時のための心の支えとして、少しばかり生活保護について知っておきましょう。

 

「でも、生活保護って断薬くらいの理由で受給できるの?」と思う方もいるかもしれませんが、問題なく受給できます。

生活保護は日本国民の権利であり、就労不能である人は誰しもが受けられます。

睡眠薬離脱症候群、ベンゾジアゼピン離脱症候群は、就労できない充分な理由です。

 

それでも、「充分な理由があっても生活保護の申請で門前払いをくらった」という体験談はよく聞きますよね。

確かに、そのような現状があるのは事実です。

福祉センターに行って直接申請すると、多くの場合申請すらさせてもらえずに門残払いをくらいます。

ハローワークを「ご紹介」されて終わりです。

しかし、別の方法を使えばそんなことにはなりません。

 

福祉センターに行くのではなく、インターネットで直接申請すれば良いのです。

福祉センターに行くと受給できないのは、「申請させてもらえない」ことが原因です。

その一方、インターネットを使えば問答無用で申請することができます。

申請さえしてしまえば国も対応せざるをえませんから、高確率で受給できるという訳です。

 

まとめ

●離脱症状と闘ってはいけない

●断薬に肯定的な医者を探す

●断薬に適した睡眠サプリを飲む

●生活保護という逃げ道があることを知っておく

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